世界の夜景A <談話室>
集中力がないA

集中力がないA

お悩み相談室

★集中力がない

子供たちは,好きなことは集中しようと思わなくても集中してしまいます。 その度合いが強ければ,強いほど,長時間集中することが可能になります。 集中力は,集中しようと考えた結果,生まれてくるものではありません。 やっているうちに,いつのまにかついてくるものと言えます。 子どもたちが集中力を発揮するのは,以下のような条件が考えられます。

①「好きなもの」 ②「趣味の世界」 ③「得意なもの」

それでは「嫌いなもの」「苦手なもの」には見向きもしないのでしょうか? いいえ,子どもにとって“ここ一番”という時は,予想外の集中力を発揮します。 しかし,そうでないとき,子どもたちはなかなか取り組みません。 果たして,子どもたちが,考える“ここ一番”はどこにあるのでしょうか? それでは,学習時に集中力を発揮するには,一体どうすればいいか, 次の3つのステップで考えてみましょう。

学習不振が続く

世界の夜景B <談話室>
集中力がないB

集中力がないB

お悩み相談室

●原因

まず,「嫌い」「関心が低い」「苦手」の理由として,以下の点が,挙げられます。 これらの体験が,子どもたちのやろうとしない気持ちになります。

① 何故か,わからないが,思うようにできない。
② 性格的に,面倒という意識が自然と働く。
③ 完成まで,なかなか至らないなど“手間取った”経験を持つ。
④ 誰かに比べられて,自分の努力が否定された。など

●第一ステップ(1ヶ月~3ヶ月)

< 学習しているという事実を作る >
最初の段階では,学習している事実を作ってしまうことが必要となります。 それには,次のような条件で学習させてあげましょう。

① 思うようにできる優しいことから学習させます。
② 悩まずにできる反復練習を入れた学習に重点を置きます。

そこで学習させる内容は,量より質を追求したものを与えます。 したがって,以下の点に気をつけます。

(1)問題によって難易度の差を設けない。
(2)その子の学力内でできることを学習させる。
(3)問題のヒントをできるだけ多く与える。
(4)学習したという事実を認めて,ほめてあげる。

落ち着きがない

世界の夜景C <談話室>
集中力がないC

集中力がないC

お悩み相談室

●第二ステップ(3ヶ月~5ヶ月)

< やりがいを追求する >
次に大切なことは「自分の力を反映できる」問題を解かせることです。 いつまでも,学力内で解答できるものばかり,与え続けたら,子どもたちも飽きてきます。 それを放っておくと,こんなものかと思ってしまい,学習意欲そのものが失われてきます。 さらに,「楽しさ」を覚える前に,学習を放棄してしまう恐れすらあります。 手ごたえがあればこそ,人間は夢中になれるのです。そこで次の2点に注意しましょう。

(1)気を抜くと,ちょっとしたミスが出る程度の問題をやらせる。
(2)できたときは,その場ですぐにほめることを必ずする。

●第三ステップ(5ヶ月~6ヶ月)

< 先取りのよろこび >
好きなもの,趣味の世界,得意なことは,他人に勝っていると実感できるものです。 “他人より先に知った”という喜びは,他人に勝ることに通じるものです。 いくら,すき,得意と思っても,他人より劣ると感じたときは,気持ちも離れていきます。 「先取り」は,それを防いでくれます。ここで留意するのは,以下の点です。

(1)暗記科目より,練習科目の国語(英語)や算数(数学)を先にする。
(2)すべてを学習するのではなく,うまみを教える。

※ 学習の上での「うまみ」とは, ① 単元や教科の持つ興味付けのおもしろみの部分 ② 反復練習によって訓練し,マスターする専門知識の部分 のことです。

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